説明会から入社するまでで大きなギャップを感じたことで既に辞めたい日々が続いてはいましたが、これからどんどん辞めたくなっていくエピソードが増え、心に負荷がかかる日々が続きました。
(説明会から入社してからのギャップを感じたエピソードは→「新入社員(新卒)で仕事を辞めたいという話①」でお話ししています)
そんな日々が続くと負荷がかかるばかりで良いことなんて全然ありませんでした。そんなエピソードです。
突然の担当任命
入社してからろくな研修もなしに営業部に配属された私は毎日先輩の同行をしながら学ぼうとしていました。
毎日同行する中で多くのお客さんと話したり先輩から様々な話を聞けたりする毎日でこの時はそれなりに充実した日々を送っていました。
しかし、ゴールデンウィークを明けたある日に突然上司に言われました。
「今日からこのお客さんの担当ね」
「…え?」
まだ社会人になってから1カ月ほどしかたっていない私にとってとんでもないプレッシャーを感じました。1か月程は同行しながら多くのことを学んではいましたが、お客様にお話しできる程までは自分に落とし込めていませんでした。
まだ自信がないことは伝えましたが「大丈夫、大丈夫」と適当にあしらわれ相手になんてしてもらえませんでした。
次の日からはそのお客様へ挨拶を済ませ次の日からは私へ連絡するように元の担当者が言います。この日の夜は次の日からお客様を持つというプレッシャーから眠れませんでした。(この日から眠れない日々が続きます)
怒られる日々
お客さんに挨拶を済ませた次の日から社用携帯が鳴り続けます。
「ちょっとお聞きしたいことがあるのですが○○ってどうなっています」
「あ、あの、確認してから折り返しさせていただいてもよろしいでしょうか」
「そんなことも知らないんですか。とにかく早く確認してください」
ブチ…プープー
お客様とはこんな会話が続きました。
そして質問しに行った上司から常々「そっか。そんなことも知らねーのか」と言われ続きました。
このやり取りが何回も続いた私は「学びがない私が悪いんだ。もっと頑張らないと」と思い自分の仕事が終わった後に勉強をして睡眠時間を削っていました。
その結果少しずつではありますがお客様からの質問に答えられるようになっていましたが睡眠時間をどんどん削っていた為疲れは毎日とれませんし、怒られることを想定しながらの仕事をしていたので精神的なプレッシャーで押しつぶされていました。
まぁ、どんなに答えられるようになっても毎日怒られていましたが。
心が折れた瞬間
私がお客様から毎日怒られながらも真摯に対応するように意識していました。しかし、お客様や上司のことを考えながら仕事や勉強をする毎日は自分自身のことなど全く考えていませんでした。
寝る時間を削る、お昼ご飯の時間を無くすなど毎日負荷がかかる日々を過ごしていました。
そんなある時上司がこう言ってきました。「お前担当のお客さんが怒っているから謝罪してこい」と。
私は何もした覚えがありませんでした。しっかりと確認するとその上司がミスをしてお客様がカンカンに怒っているのです。
自分のミスを「お前が担当だから」と私に責任を押し付けてきました。確かに私は担当ですがその上司は私の直属の上司です。普段から「お前が何かやらかしても一緒に謝罪に行から」と励ましてくれていたはずの上司がこの時は「忙しいから」と言って私一人で謝罪に行かせました。
謝罪に行くとそのお客様から「あなたみたいな若い人が一人で来るなんて会社としてこのことが問題になっていないんですか。いつでも良いから上司を連れてまた来てください」と言われました。
この時、心が折れる「ボキッボキッ」という音が聞こえた気がしました。この謝罪の帰りはもう涙を堪えるのに必死でした。
そして会社の帰りには駅で人の目も気にせずに泣いてしまいました。
この出来事が起きたのが入社して2ヵ月も迎えようとしている5月の最後の週のことでした。
新卒で辞めたい人に贈る言葉
あなたが辞めたくなっている理由は何でしょうか?
そんなあなたに贈りたい言葉(アドバイス)を贈ります。
- 辞めることは悪いことじゃない
- 無理はしてはいけない
- 少しリラックスしてみる
- 転職サイトに登録する
辞めることは悪いことじゃない
辞めることが悪いことと思っていませんか。辞めることは決して悪いことじゃありません。むしろ【あなたがあなた自身を守る為に必要なことです。】無理して精神の病気になってしまったら大変なことになってしまいます。心の病気になってしまうくらいなら辞めましょう。なぜなら【働くのは体と心が健康だからこそできること】だからです。
無理はしてはいけない
無理するとストレスが溜まります。そのストレスが溜まると何しても楽しくなくなります。そして心に病を抱えてしまいます。それでも無理を続けると結局は働けなくなってしまいます。そうならないために無理は絶対せずに逃げてください。辛い状況から逃げるという選択をするあなたは頭のいい人です。決してむりはしないでください。
少しリラックスしてみる
あなたは本当に真面目な人なのです。だから辞めずに一生懸命仕事をしています。でも頑張りすぎるといつの間にか疲れが取れなくなったりしていませんか。そんな時はリラックスする時間を作ってください。なんでも良いんです。ただ寝るだけ、読書をする、昼寝をする…とにかくあなたがリラックスできる環境で休んでください。そうすると少し元気が出るかもしれません。
転職サイトに登録する
世の中には様々な転職サイトがあります。
コマーシャルで見るような転職サイトから、コマーシャルでは見ないような転職サイトまで様々な会社があります。
中には転職活動をしながら研修を受けさせてくれる転職サイト
何かの業界に特化した転職サイト
あなたのご年齢に向けた転職サイト
など色々なサイトがあるので検索してみてください。
まとめ
今回は私が入社してから仕事を辞めたくなったきっかけまでをお話ししました。この先私は「もう辛い」「もう辞めたい」という思いを抱きながら仕事を続けていきます。そうしたことで私自身にある体調の変化を感じました。
そのことについては新入社員(新卒)で辞めたいという話③でお話ししています。この時、私は後悔しかありませんでした。
入社してからのことは新入社員(新卒)で仕事を辞めたいという話①でお話ししていますので是非そちらもチェックしてください。
皆さん無理は禁物ですよ!