私が企業説明会から入社し、研修もなくお客様を任されるようになるまでのお話をしてきました。
その結果、精神面はもちろんのことながら肉体面でも異常が出てきてしまいました。
この記事を読む前に
新入社員(新卒)で仕事を辞めたいという話①(説明会~入社)
新入社員(新卒)で仕事を辞めたいという話②(入社~担当を持つまで)
を読んでからこの記事に戻ってきてもらえるよなぜこのような異常が生じたかがわかると思います。
電話が怖い
上司のミスでお客さんから怒られて以降お客様は私に対して常に不機嫌でした。
今思えばあんな風に不機嫌になるのは大人げないですが、その時の私はそんなこと考えられずただただ落ち込む毎日でした。
毎日のように電話がかかってきていましたがある時電話が鳴るのが怖くなりました。
仕事だから出ないといけないのはわかっていました。しかし、社用のケータイが鳴り画面を見てそのお客さんからの着信とわかった瞬間に心臓がバクバクします。その状況が長く続いていましたが、この時は頑張って出ていました。
そんな状況が4ヵ月ほど続いたある日電話が鳴ったも電話に出れなくなりました。
出れないだけでなく冷や汗とドキドキが全く止まりません。
「出なきゃ…出なきゃ…」と気持ちは焦りますが全く行動に移せないのです。
結局その電話は切れ、折り返しが出来ず次鳴った時に出たらお客さんに怒られさらに電話恐怖症になっていました。
布団から出れない
電話が取れなくなった時は疲れてしまっているだけだと割り切って考えていました。
ある日の朝、急に布団から出れなくなりました。7月でしたので寒いこともなく少し早く寝るようにしていましたので寝不足の影響ということもなかったと思います。
布団に体が離れないといった感覚です。体を起こそうにも起こせないのです。
ベッドに縛られた感覚といえばわかってもらえるでしょうか。
不思議なことにそのような感覚に陥るのは会社のある平日だけでした。
それでも無理やり体を起こして仕事に行っていました。会社をそのような理由で休むのはただの「甘え」だと考えていたからです。
寝つきが悪い
朝、布団から出れないというのはあったものの夜は眠れていました。
ある日、いつも通り布団に入りましたが
「ね、寝れない…」
次の日また仕事があることを考えてしまうことで全然寝れません。
やっと寝れても睡眠不足で眠い。それに加え布団から出れない。
また、この辺りから目を覚ますとなぜか涙を流していました。なぜかわからないのに泣いていました。
もう目の下にはクマが出来ていますし、目が真っ赤になっていました。
そんな中でも体に鞭打って出勤していましたが同期や同僚から
「大丈夫なの?」
と毎日聞かれていました。もうその時は大丈夫な状態ではないですが強がって
「大丈夫ですよ!」
なんて笑顔で答えていました。
しかし、会社の役員に呼び出され
「そんな疲れた顔をするな。周りの人に悪影響だろ。」
なんて怒られていたので仲のいい同僚にはその人の前では体調のことについて聞かないで欲しいとお願いしました。
食欲が止まらない
寝つきが悪くなった時にうつ病の可能性を疑いました。
空き時間に少しネットで検索したら
「食欲が減り、体重が減ったら要注意」
と書いてありました。
食欲はありました。むしろ普段よりも食欲旺盛でした。
「食欲はあるしご飯も食べられてるから大丈夫」
と思い込んでいました。
しかし、この食欲が全然止まりません。むしろどんどん食欲が増して常に口に何か入れてないと落ち着かなくなり、約2週間でお腹がポッコリとし始めました。
改めてサイトで[食欲 止まらない ストレス]で調べたところ
食欲は脳でコントロールしているがストレスや疲労が続くと胃が満腹と信号を送っても脳が受け取らずに食欲が止まらなくなる。
私の原因はこれだと感じました。
伝えたいこと
私が皆様に伝えたいことは
必要以上に無理するのはやめよう
ということです。
私は様々な嫌なことを無理して我慢してきました。
その結果、体や心に様々な異常が出てきてしまいました。
未だに人が怖いですし友人からの電話に出ることすら怖いです。
こうなっては楽しかったことが全く楽しくなくなりましたし、笑うことも少なくなりました。こうなってしまっては人生が楽しく無くなります。
「無理しなきゃいけない状況なんだよ」
と言う人もいると思います。時には無理することも必要ですが、必要以上に無理はしないでください。
体に異変が起こる前に無理をやめるのは「逃げ」ではないです。
無理を止めるのは自分を守る為に必要なことですよ。
皆様の人生が豊かになることを願っています。
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